パッチテストとは?サバイバル時に役立つパッチテストのやり方を紹介!!
無人島や人類が荒廃した世界で生き残るには水分はもちろんですが、食料も安定的に採取する必要があります。今回の記事では、食料を採取する時に大切なパッチテストについて紹介します。
サバイバル時にいつも食料が安定的に採取できるわけではありません。時には食べられるかわからない野草を食べなくてはいけないこともあります。
ただ、野草には毒があったりすることがあるので、何もわからず食べると危険です。そんな時に役に立つのがパッチテストです。パッチテストをすることで、食べられる野草か食べられない野草かを調べることができます。
今回の記事では、パッチテストのやり方を紹介するので、ぜひ読んでみてください。
パッチテストのやり方
パッチテストはアレルギーを調べるために行われるテストで、パッチテストをすることで、食べようと思っているものに毒性があるかどうかを調べることができます。
食べられる植物の知識がないと無人島で遭難した時に食料を調達するのは大変です。芋類にも毒性が含まれていることがあるので、パッチテストをしないで食べるのは危険です。
簡単にできるテストなので正しいやり方を覚えてサバイバルをする時には役立ててください。
→キャッサバの毒性とは?キャッサバの毒性と毒抜きの方法を紹介
植物を切り分ける
食べようと思っている植物を葉、根っこ、茎、花に分けてください。食べる部分によって毒性が違うことがあるので、食べることを想定している場所を使ってパッチテストを行ってください。パッチテストをしていない部分に毒がある可能性もあり危険なので、食べるのはパッチテストした部分だけにしましょう。
皮膚のデリケートな場所に押し当てる
まずは食べようと思っている植物や芋類を肘の内側や手首の内側、太ももの内側など皮膚のデリケートな場所に押し当ててください。
毒性が含まれる食べ物だと皮膚がかぶれます。かぶれなければ食べることができるので、15分ぐらい様子を見てください。もしかぶれるようなら、洗い流して様子をみましょう。
調理して少量食べる
パッチテストをしてかぶれなければ調理をして少量食べてください。
いきなり食べること毒性があることがあって、体調を壊してしまうことがあるので気をつけてください。食べる前に調理した植物を少量とって唇に触れてかゆみやかぶれが出ないかテストしてください。
唇に当ててかゆみなどが出なければ口の中に入れて15分ぐらいそのままにします。これでも反応がなかったら、調理した植物をよく噛んで、また、口の中でそのままにして飲み込まないようにします。
15分ぐらい様子を見て、炎症を起こしたり、かゆみが出たり、麻痺したりすることがなければ、そのまま飲み込んでください。
もし下が痺れたり、炎症を起こしたら、吐き出してからうがいなどをするようにしましょう。
8時間体調の変化がないか様子を見る
少量の植物を飲み込んだ後もすぐに植物を食べないようにして、8時間は様子を見るようにしましょう。
8時間何もなければその植物を食べることができます。もし体調に変化があったら、水を大量に飲んで吐き出すようにしましょう。
食べるときはテストをした時の同じ調理方法で調理をして食べるようにしてください。調理方法が違うと毒が分解されなくて、お腹を壊してしまったりすることがるので気をつけてください。また、テストをしていない部分には毒がある可能性があるので、食べないようにしてください。

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