サバイバル時に釣り糸を作る方法を紹介!!
無人島などでサバイバルを釣るときはどうやって釣り糸を作ればいいのでしょうか?釣り糸は意外に簡単に作ることができます。今回の記事ではサバイバル時の釣り糸の作り方を紹介します。
釣り針は後期石器時代から使われていて、様々な場所で出土しています。釣り針や骨などで作られているので、様々な場所から出土していますが、釣り糸は繊維が使われていたのでほとんど出土していません。
ただ、釣り針があるということは釣りをしていたと考えられるので、釣り糸も同じように作られていたはずです。
今回の記事ではサバイバル時に釣り糸を作る方法を紹介するので、ぜひ読んでみてください。サバイバルで釣りをしよう!釣り竿や釣り糸、釣り針の作り方を紹介!!
釣り糸に使われている素材
釣り糸にはいくつかの素材が使われています。簡単に使われていた素材を紹介します。
亜麻糸
亜麻は1メートルぐらいまで成長する草で、繊維が多いので丈夫なな植物です。昔から洋服を作る時に使われていたりしてきました。
ヨーロッパが原産の植物ですが、エジプトなどの東方にも伝わっていて昔から人に短な植物です。
大麻糸
大麻と聞くと危険な薬物のイメージがありますが、麻は繊維も多く成長も早いので東南アジアではよく栽培されていた植物です。
糸の他にも布や洋服を作ることもできます。日本でも縄文時代から栽培されているので、サバイバル時に大麻を見つけたら栽培しておくのがいいと思います。
絹や木綿に比べて腐敗しやすいですが、水を吸うと縮まる性質があるので、釣りでも使いやすい紐です。
綿糸
綿は東南アジアやアフリカなどで衣類を作る時に使われていた植物です。インドでは盛んに綿が栽培されていて、釣り糸としても綿が使われていたそうです。
ただ、綿は他にも様々な使い方だできるので、綿は釣り糸には使わず他の使い方をするのがいいと思います。
絹
絹は高価な繊維なので、釣り糸に使うのはぜ少しもったいないかもしれませんが、昔は一般的に釣り糸として使われていました。
日本に養蚕業が伝わったのは古くて弥生時代には日本に伝わっていたようです。古墳時代になると様々な場所に伝わり、日本各地で養蚕業が行われています。
ただ、絹糸を生成するのはとても大変なのでサバイバル時に絹糸を作るのは現実的じゃないと思います。
馬の尻尾
古代ローマでは馬の尻尾の毛を使って釣り糸を作っていたようです。日本でも江戸時代には馬の尻尾の毛を釣り糸として使っていたようです。サバイバル時に馬を捕まえるのは難しいと思います。
そういう場合は自分の髪の毛を切って釣り糸として使うのがいいと思います。
釣り糸の作り方
繊維を取り出す
植物から釣り糸を作る場合は繊維を取り出す必要があります。
皮についている繊維が丈夫で長いので、植物を採取したら、皮を剥いで植物の皮を集めてください。
皮は植物の茎をとって水につけておくと剥がしやすくなっています。硬くなっているとなかなか剥がれないので水につけておきましょう。
水につけているだけだと皮が柔らかくならない場合は蒸すことで皮を柔らかくすることができるので、鍋などがあれば蒸すのもいいと思います。
皮には余計な表皮がついているので、木や石を使って余計な表皮をそぎ落とすようにしてください。水洗いをしながら、皮に残っている表皮を取り除いてください。
強くやってしまうと繊維が切れてしまうので、優しく削ぎ落として繊維が綺麗内容にしましょう。何度か繰り返すことで繊維とることができます。
撚りをかけて糸を紡ぐ
繊維を取り出すことができたら撚りをかけて糸を紡いでください。
何本かの繊維を同じ方向によじっていくと1本の繊維になります。これをより糸と言います。
強度が高くなるので、撚り糸を作って釣り糸として使うことができます。人間の髪や馬の尻尾の毛を使う場合でも同じ方法で撚り糸を作ります。
ただ、よじっただけだと強度が足りない場合はよじりながら、少し引っ張って糸の寄りを細かくすることで強度をあげることができます。
使う繊維の数は多くなりますが、強度ができるので、釣り糸が切れてしまう場合は撚りを細かくするのがいいと思います。
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