サバイバルするなら燻製を作ろう!サバイバル時の燻製の作り方を紹介!
サバイバル時は、冷蔵庫などがないので肉や魚は干し肉や干物にするか燻製にしないと保存することができません。今回の記事では、サバイバル時に燻製を作る方法を紹介します。
食材を燻製にすることで、保存性も高くなるので、生のまま保存するよりも長期間保存することができます。
燻煙には殺菌成分があり、食材に浸透することで長期間保存することができます。燻製にすることで食材の中の水分も少なくなるので菌も繁殖しづらくなります。
日本でも昔から囲炉裏の上に食材を吊るして燻して、燻製を作る習慣がありました。採取した食料をそのままにしていては、腐らしてしまうだけなので燻製を作るのがいいと思います。
今回の記事では、サバイバル時に燻製を作る方法を紹介するので、ざひ読んでみてください。サバイバル時に狩猟をするには?狩猟の仕方や罠の作り方を紹介!!
燻製を作るために必要なもの
燻製をする場合は、煙を出すために必要な燻煙材として、サクラ、クルミ、リンゴ、ナラ、ブナなどの木材が必要になります。
木材の他には塩があれば燻製を作ることができるので、サバイバル時にも簡単に作ることができます。燻製を作るときは、燻製器を使うのが一般的ですが、燻製器がなくても燻製を作ることができます。
3本の木の枝を三脚のように組み合わせれ、燻製にする食材を吊るすことで燻製を作ることができます。
燻製器があったほうが効率よく燻製を作ることができますが、サバイバル時に燻製器を作ることは難しいと思うので、大きな三脚を作って食材を吊るして燻製を作るのがいいと思います。
燻製の作り方
燻製を作る行程は、塩漬け、塩抜き、風乾、燻製の4つです。工程がそれほど多いわけではないので、簡単に作ることができます。
簡単に4つの行程を紹介します。
塩漬け
塩漬けは食材に風味をつけることと、食材の中の水分を抜くための行程です。
本来は塩の他に、スパイスや砂糖、ローリエなどを使って、ソミュール液を作って1晩〜1日程度つける必要があります。
ただ、サバイバル時にソミュール液を作るのは難しと思うので、海水を使うか塩を直接塗り込んで塩漬けするようにしましょう。
直接塩を塗り込む方法の方が、多くの水分を抜くことができるので、保存性が高くサバイバル時にオススメです。ただ、塩分濃度にバラツキが出やすいので、味が均一になりづらいです。
塩漬けは1日〜半日ぐらい行うようにしましょう。塩漬けをするときに余分な脂肪や血管、スジなどを取り除いていないと腐りやすくなるので気をつけてください。
魚で燻製を作る場合は内臓やエラや血合いなどをちゃんと取り除くようにしましょう。
塩抜き
塩漬けが終わったら塩抜きをしましょう。
水につけることで食材の中に余計な塩分を取り除くことができます。本来はボールなどに水を張って、水を少しづつ入れる方法が一般的です。
川がある場合は川に入れて塩抜きをするのがいいと思います。水流を使って塩抜きする場合は3〜5時間ぐらい水流につけておきましょう。
川がない場合は水につけて塩抜きをすることができます。サバイバル寺は水が貴重なことも多いので、そういった場合は海水などを蒸留して綺麗な水を作って、それを使うのがいいと思います。
水に浸けて塩抜きする場合は食材を水の中に入れて、涼しい場所で一晩置いておきましょう。
塩抜きの時間は厳密に何時間とは決まっていないので、端っこを切って火を通して味見をしてみましょう。しょっぱいと食べることができないので、少し塩を抜きすぎたぐらいがちょうどいいと思います。
風乾
風乾は名前の通り風にさらして食材を乾かすことです。塩抜きをするときは食材を水に浸すので、余分な水分が食材についてしまいます。
一度水を拭き取って直射日光の当たらない場所に干して乾かすようにしましょう。食材をちゃんと乾燥させないと燻製の煙がかかかりづらく味も色も悪くなるので気をつけてください。
しっかりと表面が乾くまでちゃんと乾燥させるようにしましょう。高温多湿の環境で風乾させていると腐敗することがあるので気をつけてください。
火を遠火で当てることで乾燥時間を短縮させることができるので、高温多湿の環境で燻製を作る場合は、火を使って乾燥させるのがいいと思います。
燻煙をかける
ちゃんと乾燥させることができたら、燻煙をかけて燻製を作りましょう。木材に火をつけて煙を出したら、しっかりとスモークしてください。
囲いを作って煙が逃げないようにするとスモークさせる時間を短縮させることができますが、サバイバル中に作るのは難しいと思うので、大きな三脚を作り、食材を吊るして燻製を作るのがいいと思います。
三脚に草などで壁を作れば煙も逃げなくなるので、スモークの時間も短くなります。
→サバイバルをするなら干し肉を作ろう!干し肉の作り方を紹介!!

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